[7月例会]
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第279回8月度例会 活動風景  2009.7.4

[9月例会]
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 残暑お見舞い申し上げます.8月例会において,元会長本田幹雄先生を沖縄から講師としてお迎えし,特別講演が行われました.本田先生が会長をされていた頃,ほとんど毎月レクチャーを担当され,スーツを着て講義されていたのですが,今回はかりゆしウェアを着ての講演でした.おそらく本田先生だけにしかできないことだと思います.次回講演される機会がありましたら,講義内容はもとより服装ともに楽しみです.ほんとうにありがとうございました.
 話は変わりまして,暑い日が続いておりますが,会員の先生方はいかがお過ごしでしょうか.先日70歳を過ぎた父親が電動アシスト自転車を購入しました.理由は体力がなくなり,この暑さのため行動することがつらく,買い物も億劫だとのことでした.ところが,電動アシスト自転車を買ったとたんまるで子供におもちゃを与えたかのように元気になり,このクソ暑い炎天下にもかかわらず,やたら買い物に行きたがるそうです.父はこの夏を乗り切る物を手に入れたようです.私のこの夏を乗り切る物を早く見つけたいと考えています.それでは8月研究会のスタートです.

今回の参加者は 74 名です.



プログラム1 第1症例

 司会は丹羽幹事が担当されました.読影は白波瀬先生でした.病変は胃角部後壁大彎よりに存在する陥凹性病変で,陥凹の形は内に凸の楕円形,大きさは25×20mm,陥凹の深さは浅く,陥凹内面には陥凹中央に1個の隆起を認めると読影しました.陥凹辺縁にはひげ状のとび出し所見を指摘し,陥凹周囲には反応性隆起があるとした.硬さでは陥凹周囲の隆起部に変化が見られることより柔らかいとした.総合的に肉眼形態Uc,深達度SM,組織型は分化型とした.会場の意見として田中(幸),三宅(秀)は深達度においてMと読影した.




プログラム2 レポート報告


 前回7月の第2症例のレポート報告は田中陽至先生でした.7月の症例は上皮性か非上皮性か,陥凹があるのかないのか,ひだ集中なのかそれとも隆起性病変なのか様々な意見がでましたが,それらの所見について1つ1つまとめあげられていたレポートでした.1ヶ月間お疲れ様でした.




プログラム3 特別講演


 8月例会において特別講演が執り行われました.講師は元会長本田幹雄先生でした.現在NPOで推奨されている基準撮影法から追加撮影へどうつなぐのか,また,盲点となりやすい部位を知り,ルーチン撮影にどう活かすのか,圧迫できない部位は二重造影像が主体となるので,どういうふうに撮影するのかなど,多くの症例写真を提示していただきわかりやすく説明して頂きました.ほんとうにありがとうございました.



(米谷 孝史)

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第219回8月度例会 活動風景 2009.8.1

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