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第274回2月度例会 活動風景 2009.2.7 |
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春のような暖かな日々が続くと思えばまた冬に逆戻り,三寒四温とはよく言ったものですね,その繰り返しによりだんだんと春に近づいている感じがします.
暖冬の影響でしょうかインフルエンザの流行のピークもすぎたようです.
そのかわりと言えるのでしょうか,すでに杉花粉が飛び交い花粉症の患者の方が増えています,皆様方は如何ですか?ティッシュペーパーが手放せませんか?
しかし人間の体は不思議ですね,花粉症になる人ならない人,免疫の関係?アレルギー体質よるものでしょうか?皆様はどんなアレルギーをお持ちですか?
私?私はなんと美人アレルギー,絶世の美女をみると蕁麻疹が,研究会に来る途中の電車の中などは大変です,ところが痒みをこらえて研究会場に着くと治ってしまいます,不思議ですね・・・・
これ以上書くと恐ろしい事が起きそうですね.それでは研究会のスタートです.
今回の参加者は 77 名です.
プログラム1 第1症例検討
田中(幸)幹事が司会を担当しました.
三宅(祐)会員が指名されました.
胃角部後壁大彎寄りに陥凹性病変がある,大きさは20mm位,形は円形の星亡状で不整形,ヌケ像があり数個の顆粒があると思う,辺縁ははっきりとしておりヒダ集中が見られる,ヒダ先端には太まりもなくスムーズであり悪性所見はない.
陥凹は浅く不整であり顆粒もあることから悪性と考える,圧迫の写真を見ても硬化所見はないのでIIc,深達度Mか,辺縁がはっきりしているので未分化型を考える.
西川:周りに盛り上がりがあるのでは?圧迫でも強く押すとヌケがはっきりと出ている,病変の範囲ももう少し広くとる,深達度もSMとします.
井上(啓):ヒダの先端はほとんどのヒダで軽度だが太まっている,深達度はMではない,SM,範囲もやや広く考える.
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詳しい結果,X線写真等は<限定ページ>をご覧下さい.
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プログラム2 前回第2症例の説明
症例検討の司会を行い尚且つ症例レポートを書く.大変だったのは良く解ります.
司会をしていなければ,読影者の言おうとしていることや,見ている写真のチェックも容易ですが,それが出来ないですからね.
レポートは睡眠時間を削って頑張られたかいがありました,シェーマも考察も素晴らしいと思います.今度はレポーターを指導出来るように頑張って下さい.
ご苦労さまでした,沢山睡眠時間を取って下さい.
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プログラム3 特別講演 『胃がんX線検診 基準撮影マニュアルの解説』
NPO日本消化器がん検診精度管理評価機構より出された基準撮影法マニュアルについて早期胃癌健診協会の木村俊雄先生が講演されました.
対策型検診の基準撮影法1はすでに多くの検診施設で行われています.
今回は任意型検診での基準撮影法2についての詳しい解説をして頂きました.
驚かされたのは,背臥位正面像の撮影に関してです,我々は胃角が一番広く見える体位で撮影する事を教え込まれ実践してきました,基準撮影法では体の正面が正面像とと説明されました,実際に自分が撮影法を実施した場合,つい胃角正面を撮影してしまいそうです.他の体位の撮影に関しては,すでに行っている撮影と大差はないようでした,これが基準であり各施設で追加撮影は任意撮影法として行うとの事でした.
詳しい内容については限定ページまたは3月末に刊行される消化管撮影技術 NO 37を御覧下さい.
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プログラム4 シンポジウム 『今後の胃がんX線検診は 基準撮影法を試みて』
木村先生の特別講演に引き続いて行われました.
司会は吉本副会長が担当しました.
シンポジストは,久保次男,山田淳子,井上清輝の三名の当会役員が指名されました久保は基準撮影法1での背臥位正面像について,自施設では胃角正面で行っていたが,今回体正面での撮影を行い,慣れれば撮影時間短縮になるとの事でした.
山田は基準撮影法2での撮影を行い画像評価を行った,区域描出では前庭部,幽門部に未描出区域が出たとの事であり,その部位については任意撮影を行ったとの事でした.
井上は腹臥位正面像の難かさを指摘した,さらに前後壁の撮り分けが必要としハーフターンが重要であるとした.任意撮影は勿論おこなっており,切除胃の基準撮影法も必要ではとの意見であった.
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(福本 弘幸))
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