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第204回4月度例会 活動風景 2003.4.5

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 満開の桜が咲き乱れる4月最初の週末,花見の宴を予定されていた方々も多くおられたと思います.しかし,その願いもかなわず降り続く雨です.誰か日頃の行いの悪い方がおられるのでしょうか?会員の皆様の中にはけっしておられないと思いますが・・・?この雨で大阪城の桜も散ってしまうのでしょうか?大丈夫です.当研究会に参加される会員の方々を神様が見捨てる訳がありません.明日の日曜日は絶好の花見日和になる筈です.そのためにも今日の研究会頑張りましょう.

 今月より当研究会も新年度となります.気持ちも新たに幹事一同,より良い研究会を目指して頑張ってゆく所存であります.会員の皆様方御助言,御助力をお願いいたします.
 さあそれでは明日,青空のもと桜の花の下で美味しいお酒を飲もうではありませんか.
 新年度研究会のスタートです.
                         

今回の参加者は80名です


プログラム1 会務報告


 1.平成14年度会務報告
    1.事業報告              本田 幹雄
    2.事業監査報告           板谷 充子
    3.決算報告              西戸 伸之
    4.会計監査報告           寺田 和博

 2.役員並びに各委員紹介      本田 幹雄

 3.平成15年度事業計画(案)     本田 幹雄

 4.平成15年度予算(案)         西戸 伸之

 5.表彰(幹事退任:小林,婦木)  

 各担当者より説明が行なわれ,平成15年度の事業計画(案),予算(案)も会場の会員の賛同が得られ,平成15年度事業計画,予算として成立致しました.
 長期にわたり幹事をされた小林,婦木両氏に研究会より表彰が行なわれました.
 長い間研究会の発展のために有難うございました.これからも本会に対してのご指導,ご鞭撻,よろしくお願いいたします.




プログラム2 平成14年度最優秀レポート賞表彰


 昨年度のレポートの中から最優秀に選ばれたのは,11月度の丹羽会員のレポートです.
 第26号の会誌にも掲載されております.改めて見てみますと,シェーマ,考察,撮影法について,それぞれが素晴らしいです.しかも今回が,初めてのレポート担当というのですから感心させられます.次回も頑張って下さい.
 会員の皆様,来年の最優秀レポート賞はあなたかもしれません.まずは書きましょう.





プログラム3 レクチャー 「消化管撮影における聴覚障害者とのコミュニケーション」                       

 昨年4月に行なわれ非常に好評だったレクチャーです.

 今回も峯山幹事が担当です.峯山幹事が勤務する健診施設では,年間受診者数2万人の中に10数名の聴覚障害者の方がおられるそうです.それとは別に毎年1月に聴覚障害者の方々を対象に無料健診を行なっており,毎回70名位の方が受診されるそうです.その後結果説明会を行い各個人に説明説明するそうですが,その時には手話通訳者の方が付き添うとの事でした.峯山幹事はそれを見ていて自分も手話を勉強しようと思ったそうです.

 レクチャーは,医学的分類,言語的分類等を説明し,いよいよ実際の簡単な手話へと入って行きました.おはよう,今日は,今晩は,一年ぶりですが結構覚えているものですね.会場の会員の人達も一生懸命手を動かしていました.峯山幹事御苦労様でした.

詳しい内容は,レクチャーレポート,会員限定ページの <こちら> からご覧下さい.







プログラム4 第2症例検討


板谷幹事が司会を担当しました.

 中野,長田両会員が指名されました.
 配布された読影用紙に基づいて進行されました.
 立位,腹臥位充盈像のチェック.
 中野:下垂気味の胃ではあるがバランスは悪くない.EGJ入口部のラインの複雑化と十二指腸球部の集中所見を1番で,胃角部大彎部を間接所見として2’番でチェック.
 腹臥位では,EGJ部に顆粒があり集中様の病変と思う.胃角大彎部は2’番でチ ェック.

 長田:十二指腸球部の集中を1番,EGJ部はラインのクロスを2番で,胃角部大彎のラインの乱れは間接所見として立位,腹臥位両方で1’番でチェック.

 森永:胃角部大彎は間接所見でよいのか?
 中野,長田:直接所見に変更します.
 井上(啓):立位で,P-ring直下に星芒状の所見があるチェックすべきだ.腹臥位では胃角から前庭部の小彎線に直線化が認められる.

 全フィルムの読影

 中野:EGJ部部の病変はありません,胃角部後壁中央から大彎を超え前壁にも一部及ぶ 集中のある陥凹性病変.地図状の形で顆粒がある.大きさ4×4cm.

 長田:胃角から前庭部にかけて存在する陥凹性病変.陥凹の中心部に一部深い所がある. 顆粒があり,辺縁は不整形でギザギザしている,5×5cm.

 田中:前壁にはかかっていないが,もっと大きく6×5cm

 井上(啓):6×6cm位.圧迫で小彎よりのfoldに変化がある.ギザギザしたまわりの不整形の陥凹の中に不整形の顆粒がある.一部前壁にも及んでいる.

 井上(清):4×3.5cm 短軸に長い病変であり蚕食像がある.大きい範囲の方は2段陥凹 の外にもう一つ浅い陥凹があるのか?とすれば3段階の深さの病変か?

 中野:IIcの周りにIIb様の病変,深達度はSM massive .

 田中:SM massive ならばもっとfoldの変化があるのでは?IIc+III(SM).

 江頭先生:充盈像でのチェックは直接所見だったのか間接所見だったのか?

 森永:間接所見で良いのでは.病変は大彎ぎりぎりだと思う.

 次に,西下先生より内視鏡の説明が行なわれました.

 続いて,江頭先生によるマクロ,病理組織についての詳しい説明が行なわれました.





詳しい内容は,症例レポートを,X線写真,内視鏡等は<限定ページ> をご覧下さい.

(福本 弘幸)

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